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~韓国アパレルの攻勢~ 続:週刊セールスインチャイナ第009回
(2013年2月13日)
発行:セールス・インチャイナ株式会社
http://sv4.mgzn.jp/sys/rd.php? m=bi0XPPWvJUaD09KtXQeb
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│◇はじめに

│◇”半中国人”浅野から見る中国 第9回
│知名度が低いブランドの戦略~韓国アパレルの攻勢~
│◇SICからのお知らせ、次回予告
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■大気汚染がひどい話
北京の大気汚染がひどいというニュースが、最近、 頻繁に流れていますね。
大気汚染状況については、下記サイトからチェック可能です。
http://sv4.mgzn.jp/sys/rd.php? m=Hi0XPPWvJUaD0alZhNMH
酷いときの北京の大気質指数(AQI) は400を超えていますが、凡例では300
以上が”危険”とされており、その重大さが伺えます。
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■”半中国人”浅野から見る中国 第9回
知名度が低いブランドの戦略~韓国アパレルの攻勢~

○アパレルECで韓国勢が猛攻
12月の日経ビジネスに表題のような記事がありました。
日本のアパレルECでは、 ZOZOTOWNとAMAZONの2大通販サイトが激しく
火花を散らしているが、実はその裏で、 韓国系アパレルサイトが実力を伸ばし、
急速にシェアを伸ばしている、という趣旨の記事です。

○スタイルや雰囲気で魅力を伝える
記事では韓国系アパレルの差別化点をこう分析しています。
「日本のアパレルECが商品単体で見せるのに対し、 韓国勢はスタイルや雰囲気
で魅力を伝える。見せ方のうまさは日本よりも数段上。」
なるほど、そういうことだったのか。と納得させられました。 というのも、
中国のECサイトでは、残念ながら日系のアパレルは、 苦戦を強いられている
様子で、逆に昨年から韓国勢の台頭が勢いを増しているのです。
日系ブランドのサイトは、 有名モデルを使ったイメージシーンはあるものの、
商品ページは比較的あっさり系で単体商品そのものにフォーカスし ている作りが
ほとんど。しかし韓国系ブランドは、 商品の詳細ページにおいても、モデルを
使ったロケーション撮影がメインで、 着用スタイルや雰囲気を伝えています。

○ブランド力を見せ方でカバー
中国ではブランド力もまだまだ弱い日系ブランドでが、 そこは韓国系と条件は
ほぼ同じ。韓国系はブランド力の弱さを、 スタイルと雰囲気見せるページ構成で
カバーしています。そもそも、 中国ではファッション文化が芽吹いてから間も無く
まだ成熟していません。消費者に”どんなスタイル、 組み合わせが良いのか”浸透
していない状態なので、 単品提示よりスタイルで提示したほうが受け入れられ易い
ようです。日系ブランドのEC店舗も、 商品単体で見せるショップ構成から、雰囲気
やスタイルで魅力を伝えるページ構成へと変えてゆく必要がありそ うですね。

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■SICからのお知らせ・次回予告
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・業務拡大に伴い、3月1日より上海支社 (上海賽禄思貿易有限公司)
を”上海市長寧区平塘路699号3楼”に移転致します。 詳細はこちら↓
http://sv4.mgzn.jp/sys/rd.php? m=di0XPPWvJUaD0aXuBLld

・次回予告
来週のテーマは、中国ECを運営する上での悩みの種、 トラブルについて
です。最新頻繁に見られる事例をご紹介いたします。

今週の週刊セールスインチャイナは以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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