～中国EC、B2CからC2Bへ～　続：週刊セールスインチャイナ第008回

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～中国EC、B2CからC2Bへ～　続：週刊セールスインチャイナ第008回
（2013年2月6日）
発行：セールス・インチャイナ株式会社
http://sv4.mgzn.jp/sys/rd.php? m=Fi0XPPWvJUaCYW8kILDF
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│　 Ｉ┃Ｎ┃Ｄ┃Ｅ┃Ｘ┃
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│◇はじめに
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│◇”半中国人”浅野から見る中国　第8回
│天猫が作る新しい買い物のカタチ～中国EC、 B2CからC2Bへ～
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│◇SICからのお知らせ、次回予告
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■最近、微信にハマっています。-後編-
私がボイスチャット以外に気にいいっている微信の機能がシェイク 機能です。
これは非常にユニークな機能で、 微信友達になりたい人と一緒にいた場合
「微信やってます？」　「はい」　「じゃ、振ってみましょうか」
と携帯を一緒に振る（シェイク）すると、 お互いのIDが表示されるというもの。
便利といいうよりも、「一緒に振る」 という動作がなんだか楽しいのです。まだ
日本での知名度はそれほど高くないようなので、 日本にいる知人友人とやり取り
は「LINE」で、中國国内のやり取りは、「微信」で、 と使いわけています。
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■”半中国人”浅野から見る中国　第８回
天猫が作る新しい買い物のカタチ～中国EC、 B2CからC2Bへ～

○予約販売チャンネル開始
先週の予告では韓国アパレルを書くつもりでしたが、 タオバオから注目の新
サービスが発表されたので、こちらを先に取り上げます。
予約販売チャネル（预售频道　http://sv4.mgzn.jp/sys/rd.php? m=5i0XPPWvJUaD067s24T5）
天猫総裁の張勇が、「2013年の天猫はなにをするのか？」 でも語っています
が、2013年のプランのうちのひとつが、 この予約販売システムです。

○全部で5種類の販売商品
今回の天猫の予約販売システムの仕組みについて解説しましょう。
取扱商品は大きく分けて下記の５つの商品で構成されます。

A.新製品他のルートでは売っていない商品
（受注生産品サンプルを掲示したのち、 一定の受注がまとまったら生産する）
B.消費者の要求を取り入れた後、 一定の受注がまとまってから生産もしくは
パッケージ化するもの
C. プレミアム限定商品影響力のあるブランドや商品の限定販売で一般 向けには
販売しない商品
D. 季節限定商品国や内外の生鮮食品などを受注数量に応じて収穫・ 包装・発送
する商品
E.輸入商品海外商品、且つ最新の商品で、 受注数量に応じて収穫・包装・発送
する商品

消費者は掲載商品を見て気に入れば、 一定の予約金を支払って予約します。
予約は時間制限があり、 予約人数が増えれば増えるほど価格は下がっていき
ます。時間締切になった段階で、店舗側は生産を開始し、 生産が終われば包装、
発送となります。最終的な価格がいくらになるか？ 生産がいつできるか？も随時
ユーザーへ表示されています。

○海外ブランドにも便利
出品する際には、店舗（会社）の許認可や商品の審査があり、 ハードルは結構
高い状態ですが、 新製品のプロモーションや消費者の感触を得るためには、良い
プラットフォームだと思います。

特に、Bのカテゴリーは、 消費者の要望を聞いてからパッケージ化する商品
なので、 より消費者の欲しいものを定量的に調査できるツールとしても使え る
でしょう。
Cのカテゴリーは、フィギュアなどの受注生産にピッタリ、また、 海外ブランド
には、Eのカテゴリーもかなり便利に使えるかもしれませんね。

○C2Bへの方向転換
2013年の天猫の狙いは、 この予約販売チャネルに非常に良く表れています。
今までは店舗やブランド側が一方的に商品を供給し、 それを支えるプラット
フォームが天猫であったわけですが、今後は、 消費者が欲しいものを決める、
消費者優先でプラットフォームを構築していくべきだ、 という考え方です。
天猫はこれを、C2Bと呼んでいます。

アリババ時代はB2B、タオバオはC2C、 天猫はB2CからC2Bへ。
新しい概念でどんどん進化していく中国ECです。

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■SICからのお知らせ・次回予告
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・締切迫る！
http://sv4.mgzn.jp/sys/rd.php? m=Bi0XPPWvJUaD06IXm2rB
中国視察ツアーの締切が迫っております。
ご興味のある方は、お早めにご連絡ください。

・次回予告
来週のテーマは、中国での韓国系アパレルECについてです。
今週の記事掲載を楽しみにしていた方、申し訳ありませんが、
来週までお待ちいただければと思います。

今週の週刊セールスインチャイナは以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました！

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