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~地方との距離を縮めたec~ 続:週刊セールスインチャイナ第025回 
(2013年4月24日)
発行:セールス・インチャイナ株式会社 

http://www.sales-in-china.jp/

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│◇はじめに
│◇”半中国人”浅野から見る中国 第25回 
│チベットからも注文が~地方との距離を縮めたec~
│◇SICからのお知らせ、次回予告
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■ここ数日、上海でも肌寒い日が続きました。日本でも寒かったようですね。
例年、上海の春は短く、寒い季節が終わったらあっと言う間に暑くなるという
感覚ですが、この不意打ちのような気温の変化にやられ、珍しく風邪を引いて
しまいました。
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■”半中国人”浅野から見る中国 第25回 
チベットからも注文が~地方との距離を縮めたec~

○広い国土
中国は広い。普通の日本人の感覚ではなかなかイメージできないぐらいに広いで
す。例えば南の広州から北の黒竜江省まで南北約3,000kmの距離があります。
鹿児島⇔札幌間が1,600kmですから、その広さがわかると思います。そんなふ
うに国土が広いため、商品は都市に集中しやすく、地方は収入も低いことから、
地方の人は欲しいものがあってもなかなか手に入れることができませんでした。
ただここ数年のインターネットと物流の急速な発展によって、その距離がかなり
縮まってきています。

○チベットユーザーの増加
最近、チベットでネットショッピングユーザが非常に増えてきているようです。
タオバオの販売データからも、同期比で69.43%増、決済件数も88.8%増と顕
著に伸びていることがわかります。ちなみに、上海と西のチベット(西蔵ラサ)
まで、3000kmの距離があります。上海、北京、広州などの大都市に集中してい
る商品を、ネットショッピングを通じて買いたいというチベットの消費者が増え
てきたわけですね。ちなみに、弊社で取扱いしている宅配便の料金表を見てみる
と、上海からチベットのラサまで1kgあたり22元(320円)で、約3日でお
届けできます。

○物流網構築がモール差別化の鍵に
すでにネットで買い物をすることに慣れた消費者は、商品がただ安いということ
だけではなく、“より早く”“より遠くまで”といった、物流の質を求めるようになって
きています。この消費者の意識の変化に対し、各EC事業者は独自物流システムの
構築を進めようとしています。すでに中国アマゾンは宅配業務の取扱を許可しま
した。また蘇寧電器、唯品会、1号店は、申請を開始しました。アリババは1,000
億元を投じて、全国規模の物流システムを構築しようとしています。今まで購買
力が低く重視されていなかった地方ですが、経済成長につれて、確実にその存在
感を増しています。今後は、今までの都市部を中心とした消費者をターゲットに
したマーケティングから、地方を意識したマーケティングに変えていく必要があ
るかもしれません。

「中国国内で24時間以内での商品配達が可能になる物流網を完成させる」とい
うのはジャック・マーの言葉が実現される日は来るのでしょうか。注目です。

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■SICからのお知らせ・次回予告
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・次回予告
次回の話題は、中国におけるモバイル向けOS開発のお話です。ここでも存在感を
発揮しているのはあの巨大企業。Ecの勢力図にも影響を与えそうなこの争いにつ
いて解説します。

今週の週刊セールスインチャイナは以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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