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~一人っ子政策の改革は実現するか?~
続:週刊セールスインチャイナ第069回(2013年10月16日)

発行:セールス・インチャイナ株式会社 
http://www.sales-in-china.jp/
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│◇編集前記
│◇”半中国人”浅野から見る中国 part53
│  ~一人っ子政策の改革は実現するか?~
│◇SICからのお知らせ、次回予告
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■■今週のネタは中国の一人っ子政策について。中国の成長を語る
上で外せない政策の一つですが、その役目を終えつつある今、構造
転換の必要性が叫ばれています。

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■”半中国人”浅野から見る中国 part53
~一人っ子政策の改革は実現するか?~

〇変わりつつある一人っ子政策

中国では、国力に対して過剰な人口増加を抑制し、貧困を緩和する
ため、70年代後半からずっと「一人っ子政策」を続けてきました。
しかしながら、後述する戸籍問題など様々な問題があるほか、今後
は少子高齢化による労働人口の減少が進むことも予想されるなか、
この政策の見直しが検討されるようになってきました。政府の流動
人口局長は「我々の立場はすでにはっきり説明している」とし、子供
を2人まで産むのを認める新しい制度の導入を示唆しているほか、
地方では条件付きで第二子の出産が認められるなど、部分的に規制
緩和もされています。

〇一人っ子政策の問題点
一人っ子政策の多くな問題の一つに、戸籍問題が挙げられます。
親の面倒を見たり、肉体労働力として考えた場合に男児を希望する
家庭が多く、女児の場合は中絶したり、生まれても戸籍に登録され
ないことがあります。これら、戸籍外の子供は「黒核子」と呼ばれ、
教育や医療を受けられないことから社会問題となっています。また、
貴重な一人っ子は家族みんなから甘やかされて育つことで、「小皇
帝」と呼ばれるわがままで打たれ弱い正確になる、ということも指摘
されています。

〇政策の効果が出るには時間がかかる

今まで、中国は「豊富な人口資源」という強みで経済力を伸ばして
きました。今後も現在の一人っ子政策が続けられると、労働力人口
の減少が始まり、現役世代の負担がどんどん増加してゆきます。一
人っ子政策をやめても、そこで生まれた子供が労働力となる年齢に
なるまでに10数年はかかるため、その間は経済成長にもマイナス
の影響が現れるでしょう。また、都市部の教育費の高騰もあり、一
人っ子政策が解除されたからといって、人口増加にすぐ繋がるか、
難しい面もあります。

〇地方の財源という面も

しかしながら、すぐにこの政策を変える、という訳にもいかないのが実
情です。一人っ子政策において、二人以上の子供を生んだ場合は罰
金を支払うのですが、この罰金が地方政府の大きな収入源のひとつ
となっています。この罰金「社会撫養費」の、22省における総額は昨年
2700億円に上ったと報告されています(残りの9省については公表さ
れていません)。また、この罰金回収の仕事が公務員の雇用創出にも
繋がってっており、これら「利権」の存在が、一人っ子政策改革の抵抗と
なっているのです。

人口は、その国の生産力、国力に直結する要素のひとつです。中国
が今の成長を持続・維持させるためにも、思い切った改革が望まれ
ています。

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■次回予告

来週の『浅野から見る中国』は、いよいよ本番に向け盛り上がって
きた「独身の日」への準備状況について。今年のイベントについて
先取りしてお伝えします。

今回の週刊セールスインチャイナは以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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